Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
抱きたいとか、抱かれたいとか、
そういうものが「本当の望み」なのだろうか。
目蓋を閉じた真実の横顔を冷えた秋風が撫でる。
真実が座るベンチを挟んで
ホームの反対側に入り込んで来る電車が鋭い風を運ぶ。
冷えて行く右腕を摩り、真実は白夜からの問い掛けを見詰めた。
愛する者と一つになれると思うかという問いに対し、
彼は、ココロも、カラダさえも、決して一つになれないと言う。
真実は、そう言いたくはなかった。
そういうものが「本当の望み」なのだろうか。
目蓋を閉じた真実の横顔を冷えた秋風が撫でる。
真実が座るベンチを挟んで
ホームの反対側に入り込んで来る電車が鋭い風を運ぶ。
冷えて行く右腕を摩り、真実は白夜からの問い掛けを見詰めた。
愛する者と一つになれると思うかという問いに対し、
彼は、ココロも、カラダさえも、決して一つになれないと言う。
真実は、そう言いたくはなかった。