Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
けれど、上手い言葉が見付からない。
携帯で文字入力をしようとする指が虚空を泳ぐ。
頭上で、次の快速がホームに到着する事を知らせるアナウンスが
警報のように鳴り響く。
「せめて、体だけでも一つになる事は可能じゃないかしら?
抱かれる事によって、愛されている事を実感出来るという事すら
白夜さんは否定出来るの?」
それ以上の言葉を書ける気がしなかった。
コメントの入力を終えると真実はベンチを立ち上がり、
足早に改札へと向かった。
エスカレーターを昇る自分のヒールの足音がやけに甲高く
耳障りに感じられた。
携帯で文字入力をしようとする指が虚空を泳ぐ。
頭上で、次の快速がホームに到着する事を知らせるアナウンスが
警報のように鳴り響く。
「せめて、体だけでも一つになる事は可能じゃないかしら?
抱かれる事によって、愛されている事を実感出来るという事すら
白夜さんは否定出来るの?」
それ以上の言葉を書ける気がしなかった。
コメントの入力を終えると真実はベンチを立ち上がり、
足早に改札へと向かった。
エスカレーターを昇る自分のヒールの足音がやけに甲高く
耳障りに感じられた。