Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
湯気に混じって蜂蜜色の吐息がバスルームに零れ落ちる。
左胸全体を掌で優しく柔らかく揉む右手の動きを止める事なく、
すらりと伸びた両脚の狭間に潜り込んだ左手は
足の付け根を中指で緩々と上下になぞっていた。
其処に自ら触れるのが真実には少し怖かった。
自らの体温が、愛されているという実感が抜け落ちている空隙が
其処に在るような気がして、足の間で左手の中指は躊躇していた。
左胸全体を掌で優しく柔らかく揉む右手の動きを止める事なく、
すらりと伸びた両脚の狭間に潜り込んだ左手は
足の付け根を中指で緩々と上下になぞっていた。
其処に自ら触れるのが真実には少し怖かった。
自らの体温が、愛されているという実感が抜け落ちている空隙が
其処に在るような気がして、足の間で左手の中指は躊躇していた。