Prisoner of Love ~全ての恋愛が失恋だとしても~
いつもなら「人に頼んでおいて自分で注文するかー?」と
早川が笑って横槍を入れるものだが、
触らぬ神に何とやらと悟ったか、早川は真実の方に向き直った。

「そ、それじゃ私達も呑みましょうか?」
「…ええ…」

それ程アルコールに強くない筈の田中を二人でちらちらと見ながら
ささやかに早川も真実もグラスを口に運んだ。
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