【完】短編集~幼馴染み~
だって、体育館裏の呼び出しといえばシメられるのが王道でしょ?
ビクビクしながら先輩が喋り出すのを待つ。
「中嶋結衣子ちゃんッ」
「は、はいっ!!」
「俺、3年の上原真<ウエハラシン>って言うんだ。俺と付き合って下さいっ」
「………」
え?
…え?
えぇぇぇぇ!!??
まさか、もう勝負に勝っちゃう?
でも、上原先輩のこと全然知らないまま付き合うほどあたしはバカじゃない。
てか、もっと知ってから付き合いたい。
「あの…「ちょっと待って!」
上原先輩が手をあたしに向け、待ったのポーズをとった。
「返事、ちょっと待って」
「え?」
ビクビクしながら先輩が喋り出すのを待つ。
「中嶋結衣子ちゃんッ」
「は、はいっ!!」
「俺、3年の上原真<ウエハラシン>って言うんだ。俺と付き合って下さいっ」
「………」
え?
…え?
えぇぇぇぇ!!??
まさか、もう勝負に勝っちゃう?
でも、上原先輩のこと全然知らないまま付き合うほどあたしはバカじゃない。
てか、もっと知ってから付き合いたい。
「あの…「ちょっと待って!」
上原先輩が手をあたしに向け、待ったのポーズをとった。
「返事、ちょっと待って」
「え?」