【完】短編集~幼馴染み~
「う~~、痛いよぉ…いっちゃんのバカァ」
「るせ…//」

ん?てか、さっきいっちゃん…

『美亜は可愛いから』

さっきの言葉をよくよく考えると、ぼっと顔が真っ赤になるのが分る。
だって、顔…あっついんだもん…///
「ブハッ、美亜、顔りんごみてぇ」
「だ、って…いっちゃんが//か、可愛いって…////」
「バッ!ハズイから思い出させんなよ…」

あたしはいっちゃんの服を掴んで聞いてみる。

「ほんとーに、変じゃない?」
「…可愛いっす…」

顔を違う方へ向けながら、いっちゃんは言った。

いっちゃん、耳真っ赤だよ…。

「ありがとっ♪」
「ほら、さっさと行くぞ」

あたしの手を取り、歩き出した。

ドキドキの初デートになりそうですっ☆

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