セックス·フレンド【完結】
指輪の受け取りが完了すると、店員がカップルに向かってポラロイドカメラを向けた。
「はい、ではお二人さん笑って下さい」
「これ、張り出すの?なんだか恥ずかしいな」
男が苦笑いする。
「旦那さん、そう堅くならないで」
「やだ、入籍はまだなんですから旦那さんじゃありませんよぉ」
店員の言葉に、女の子がはしゃいだ声を出した。
「あら失礼いたしました。でも、いいじゃありませんか」
「え~。なんだか変な感じ」
そう言えば、この店では、結婚指輪を購入したお客様の写真を張り出していたっけ。
思い出し、それを探すと、あたしの記憶通り、写真の貼られたコルクボードが存在した。
【happy wedding】とデコレーションされたボードには10枚ほどの写真。
もうすぐ、あのカップルの写真も、ここに収められるだろう。
あたしは、見ず知らずの幸福そうなカップルの写真を一枚一枚眺めていった。
「はい、ではお二人さん笑って下さい」
「これ、張り出すの?なんだか恥ずかしいな」
男が苦笑いする。
「旦那さん、そう堅くならないで」
「やだ、入籍はまだなんですから旦那さんじゃありませんよぉ」
店員の言葉に、女の子がはしゃいだ声を出した。
「あら失礼いたしました。でも、いいじゃありませんか」
「え~。なんだか変な感じ」
そう言えば、この店では、結婚指輪を購入したお客様の写真を張り出していたっけ。
思い出し、それを探すと、あたしの記憶通り、写真の貼られたコルクボードが存在した。
【happy wedding】とデコレーションされたボードには10枚ほどの写真。
もうすぐ、あのカップルの写真も、ここに収められるだろう。
あたしは、見ず知らずの幸福そうなカップルの写真を一枚一枚眺めていった。