セックス·フレンド【完結】
「みぃたん、俺のこと好きぃ?」


上目遣いに西村君が訊ね、あたしは、「大好きさぁ~」と髪の毛をぐちゃぐちゃにした。


「やったな、みぃたん」

西村君はあたしを押し倒し、首や胸にキスを浴びせた。


「みぃたん、大好き~」


「あたしも好きだよん」


鼻でキスして、ふざけあいながら、まるで挨拶変わりに「好き」を交換し合うあたしたちの関係。


隆也とは、また違った意味でのセックスフレンド。



西村君を好きな気持ちは本当だ。


でも、隆也に対するそれとは、わけが違う。


隆也には、こんなに軽々しく「好き」だなんて言えない。


まして、「愛してる」だなんて…。
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