セックス·フレンド【完結】
「めいごさんは、おいくつですか?」


何も知らない竹内ミキは、爽やかな笑顔でセールストークを続けた。


「一年生です」


「今は物騒な世の中ですから、それくらいの年頃のお子様に携帯を持たせる方も増えているんですよ」


そう言って、竹内ミキは、携帯の必要性と安全性について話し始めた。


「でも、今日はやっぱりやめておきます。勝手に契約したら、姉に怒られちゃうんで」


散々説明を受けておきながら、あたしは、きっぱりと断った。


「そうですか。では、ぜひ次回はめいごさんとご一緒にいらして下さいね」


竹内ミキはいやな顔一つせず、キッズ携帯のパンフレットをまとめると、袋に入れてくれた。
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