記憶の向こう側




「敬太…?」



「はっきり言うけど…」



「うん?」




敬太は軽く息を吸って、一気に言った。




「俺、杏子に触れたい。」



「敬太…。」




敬太の言葉を聞いた瞬間、心臓のドキドキが急に速くなった。




何となくお互いこのことには触れなかったけど…




ついにこの時が来たのかな?




「夏休み、ずっと触れずに我慢してたけど…」



「うん…。」



「嫌なら言って?」





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