squall
―とくん…


あの頃と変わらない笑顔。


「…ありがとう…」


胸がキュッとなる。

でも 。
私を覚えてないはずなのに。


『!廣橋っ…!』


確かに佐野は、私の名前を呼んで。

しかも。


「なんか飲む?」


知り合いのように、ごく普通に。


「自販機だけど」
「あ、うん…。じゃあ、ミルクティー…」
「ミルクティー。了解。待ってて」


私と会話してる。

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