この窓を飛び越えて…



でも瞬時に瞬きを繰り返し、わたしは周りを見渡した。

慌てて情報を収集する。
黒板の字を見て、頭をフル回転させた。


自己紹介はやったから……

責任者…?
責任者決めかな?


「わ、…わたしは自分以外の皆さんならどなたでも適任だと…」

「は?何言ってるの?」

「さいとー、お前話聞いとけよなぁ…。具合悪いんなら無理すんな」

「えっ…あ、…あの…」

「……今話してんのは候補についてだ」


静かな声が場を冷ます。
思わず背筋を伸ばして、わたしは視界に彼を映した。

原田くんと同じように呆れた顔で頬杖を着いている。


「ちなみに最高責任者兼、俺らのクラスの責任者は沖田。あんたたちのクラスの責任者はお前だ」

「……えぇえっ!!」


その声を発してから、やっと自分が結構大きな声で反応してしまったことに気づき口を押さえた。

“窓辺の人”の冷たい視線が刺さり、何だか口から手を放すことすらままならない。



わたしが、


責任者――??



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