恋愛偏差値0
お父さまに父についてのことをたくさん助けてもらった。
「どうしたんだ?涙なんてためて」
心配かけたくない。
でも今は梓くんを大切にしたいほうが勝った。
「お見合いしてるんです。父に言われて…」
「梓くんとは?」
「連絡がとれないんです」
少し待ちなさい、と携帯を取りだして電話したのは伸。
「おっ、伸か。梓くんに取り次いでくれないかな。そこにいるだろう」
え…梓くん、そこにいるの……
「いない?どっか行った?伸!」
はぁ、とため息をついてお父さまは電話を切った。
「梓くんがいたはずなんだが…帰ったみたいで」
「いいんです」
もう、ほんとうにむりなのかもしれない。