Cutie Blonde*頬に白ホイップ*
「はぁー…まぁったく、よくおモテになるわね。」

「…人事だと思って…。」

「だって人事だもの。じゃあ私はお先にー。」


そう言って神野さんはひらひらと手を振ってキューティーブロンドを後にした。


「お仕事終わったんでしょ?『ホワイトスノー』食べてるんだけど、余っちゃって。」

「朝比奈さんスキでしょ?『ホワイトスノー』。」

「そりゃ好きだけど…でも仕事終わったんで僕も帰ります。」

「そんなー。」


…し…知らなかった。
朝比奈さんがこんなに…


「お前、知らなかったのか?」

「へ…?」


倉持さんが小さな声でそっと囁く。


「朝比奈はうちの常連。そして朝比奈目当ての女性常連もいる、っつーこと。」

「!?」


…朝比奈さん、も…モテるんだ…。
『ホワイトスノー』を半ば無理矢理押し付けられて、それを口にした。


素敵な朝比奈さんに、可愛い女の人。
…なんだか、すごくお似合いだ。


手には火傷の傷まみれ。お化粧はしていない。髪だってツヤツヤなんかじゃない。
そんな私に、朝比奈さんの周りにいる女の人たちは…あまりも輝いて見える。


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