好きな人ゎ生徒
私は目を大きく見開いた。
高谷くんが私のこと・・・?
す・・・好き・・・?
「わ、私・・・?」
私は驚いて、尻込みする。
「・・・先生。本気で言ってるから・・・俺なんか、ただのガキかもしんねぇーけど・・・。」
・・・とんでもなぃです・・・
逆に私なんかでいいの・・・?
「わ、私なんてオバサンだよ?他に若い子いっぱいいるよ?」
私はそう言う。
「俺は先生がいいの。」
高谷くんは真剣にそう答えた。
「・・・私も好きでした・・・」
私は言ってしまった。
「・・・まじで?」
高谷くんも驚いた様子。
こんなことってあるんだね・・・