好きな人ゎ生徒

鳩山先生と2人っきり。
沈黙の空気が流れる。



そして、時間が流れ私の家に着いた。


私が降りたとき、アパートの前に翔がいた。



私は翔と目が合った。



運転席から鳩山先生が出てきた。


マズい・・・



鳩山先生は翔を見ると、こう言った。



「高谷。何してるんだ?帰りなさい。」


鋭くきつい教師の口調。



「・・・はぃ。」



翔はそう言うと、夜道を走っていった。


私はその後姿を見送った。
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