十三日間
ゲーセンの前を通りかかった時、僕はふと思い出した。
「そうだ! みくるちゃん、プリクラ撮らない?」
「え?」
「僕、みくるちゃんの写真、ちゃんと持ってないから、欲しいなって思ってて…。プリクラなら、今撮れるじゃん!」
ダメ?
とのぞき込むと、みくるちゃんが真っ赤になっていた。
「いいよぉ、もちろん! 一緒に撮ろう!」
そう言うと、僕の手を引っ張ってゲーセンに入る。
彼女とツーショットのプリクラ!
実は密かに憧れてたりしたんだな、これが。
携帯にさりげな~く貼って、机の上とかに見えるように置いちゃったりして。
「なにこれ~、彼女とのプリクラ~?」
って友達に聞かれたりしてさ!
「何だよ、貼れって言われたからしょうがないじゃん! 見るなよ~」
とか何とか言っちゃって、んでも見せちゃうの。
…出たな、久々の僕の妄想……。
と、とにかく、みくるちゃんとプリクラは撮りたかったの!
チャンスは掴まなきゃね!
顔を寄せ合うようにして、ツーショットのプリクラを撮る。
ラクガキには、みくるちゃんが慣れた手つきで、今日の日付や、二人の名前を書いたりしてくれた。
できあがったプリクラを、その場で二人で切り分ける。
「そうだ! みくるちゃん、プリクラ撮らない?」
「え?」
「僕、みくるちゃんの写真、ちゃんと持ってないから、欲しいなって思ってて…。プリクラなら、今撮れるじゃん!」
ダメ?
とのぞき込むと、みくるちゃんが真っ赤になっていた。
「いいよぉ、もちろん! 一緒に撮ろう!」
そう言うと、僕の手を引っ張ってゲーセンに入る。
彼女とツーショットのプリクラ!
実は密かに憧れてたりしたんだな、これが。
携帯にさりげな~く貼って、机の上とかに見えるように置いちゃったりして。
「なにこれ~、彼女とのプリクラ~?」
って友達に聞かれたりしてさ!
「何だよ、貼れって言われたからしょうがないじゃん! 見るなよ~」
とか何とか言っちゃって、んでも見せちゃうの。
…出たな、久々の僕の妄想……。
と、とにかく、みくるちゃんとプリクラは撮りたかったの!
チャンスは掴まなきゃね!
顔を寄せ合うようにして、ツーショットのプリクラを撮る。
ラクガキには、みくるちゃんが慣れた手つきで、今日の日付や、二人の名前を書いたりしてくれた。
できあがったプリクラを、その場で二人で切り分ける。