。*雨色恋愛【短編集】*。(完)
-勉強-
あたしは、もちろん部活停止になった。
だって、手首が使えないんだもん。
その代わり、手首にはたくさんのブレスレッ
トがついている。
梨那がくれた、3つのブレスレットに、自分
のお気に入りのブレスレットもつけて、目立
たないようになった。
でも、やっぱり部活やらないと、暇でしょう
がない。
中学からずっと、部活しかやってなかったか
ら、他の趣味がない。
あ~、むなしい。
やることないって、暇。
「勉強でもやろうかな~」
奏は、特進クラスには絶対に入らないって言
ってた。
来年は、奏と同じクラスにならないように、
勉強しようかな。
奏が嫌いなんじゃない。
けど、奏の近くにいるのは、辛いから。
辛い道は、行きたくないものでしょ?
はぁ…
旧館の図書室にでも行こう。
勉強に集中できるし。
誰も来ないから、気も楽だし。
あたしがバスケにしか、頭を使ってないこと
は、結構有名なことらしくて。
なんか、あたしが、1年でバスケのレギュラ
ーなこととか。
先輩たちを、男子と倒したこととか。
噂でまわってたらしく。
そんなあたしが、バスケをやらずに、勉強な
んかしていたら、変な目で見られるっ…
それは嫌だから、やっぱり…旧館の図書室だ
よね!!
奏も…もう来ないし。
勉強しに行こ。
だって、手首が使えないんだもん。
その代わり、手首にはたくさんのブレスレッ
トがついている。
梨那がくれた、3つのブレスレットに、自分
のお気に入りのブレスレットもつけて、目立
たないようになった。
でも、やっぱり部活やらないと、暇でしょう
がない。
中学からずっと、部活しかやってなかったか
ら、他の趣味がない。
あ~、むなしい。
やることないって、暇。
「勉強でもやろうかな~」
奏は、特進クラスには絶対に入らないって言
ってた。
来年は、奏と同じクラスにならないように、
勉強しようかな。
奏が嫌いなんじゃない。
けど、奏の近くにいるのは、辛いから。
辛い道は、行きたくないものでしょ?
はぁ…
旧館の図書室にでも行こう。
勉強に集中できるし。
誰も来ないから、気も楽だし。
あたしがバスケにしか、頭を使ってないこと
は、結構有名なことらしくて。
なんか、あたしが、1年でバスケのレギュラ
ーなこととか。
先輩たちを、男子と倒したこととか。
噂でまわってたらしく。
そんなあたしが、バスケをやらずに、勉強な
んかしていたら、変な目で見られるっ…
それは嫌だから、やっぱり…旧館の図書室だ
よね!!
奏も…もう来ないし。
勉強しに行こ。