。*雨色恋愛【短編集】*。(完)
「奏歌ちゃん、行こっ!!」
「尚斗クンは?行かないの?」
「尚斗、いつも運動やる時は、参加しねぇん
だよ」
「尚斗クンもやろ!!楽しいよ♪」
「…やる」
「じゃあ、行こっ」
昼休みになって、バスケをやりに、体育館に
向かう。
一応…ホームルームは終わりました。
本当に奏が、隣で、すごく疲れたけど、挨拶
もしなかったし、目も合わなかったから、あ
たしも奏も、お互いを気にしないようにすれ
ばいいんだと思う。
休み時間は、尚斗クンに言われたように、す
ぐふたりの席に行ってるし。
体育館に向かうと、やっぱり誰も遊んでなく
て、あたしたちの貸しきり。
「よ~しっ!やるよ!!」
簡単にチーム決め…ということで、決まった
チーム。
あたしは、夏喜クンも尚斗クンも一緒。
「お前っちチーム、めっちゃ強いしっ」
相手チームの男子に、文句言われたけど、気
にしな~い!!
なにか、仕組んだってわけじゃないし。
…そういえば、あたし女子一人じゃん。
まぁ、気にしな~い。
どんどんシュートが決まる、あたしたちのチ
ーム。
でも、決めてるのは、夏喜クンと尚斗クンだ
け。
あたしは、ゴール前でチャンスでも、誰かに
パスしてしまう。
「奏歌ちゃん、決めてっ」
ゴール前で、夏喜クンにパスされて、シュー
トを打てる体勢に入る。
「奏歌ちゃんっ」
息を切らした尚斗クンにも、声をかけられ、
シュートを打つ。
―シュパッ
「尚斗クンは?行かないの?」
「尚斗、いつも運動やる時は、参加しねぇん
だよ」
「尚斗クンもやろ!!楽しいよ♪」
「…やる」
「じゃあ、行こっ」
昼休みになって、バスケをやりに、体育館に
向かう。
一応…ホームルームは終わりました。
本当に奏が、隣で、すごく疲れたけど、挨拶
もしなかったし、目も合わなかったから、あ
たしも奏も、お互いを気にしないようにすれ
ばいいんだと思う。
休み時間は、尚斗クンに言われたように、す
ぐふたりの席に行ってるし。
体育館に向かうと、やっぱり誰も遊んでなく
て、あたしたちの貸しきり。
「よ~しっ!やるよ!!」
簡単にチーム決め…ということで、決まった
チーム。
あたしは、夏喜クンも尚斗クンも一緒。
「お前っちチーム、めっちゃ強いしっ」
相手チームの男子に、文句言われたけど、気
にしな~い!!
なにか、仕組んだってわけじゃないし。
…そういえば、あたし女子一人じゃん。
まぁ、気にしな~い。
どんどんシュートが決まる、あたしたちのチ
ーム。
でも、決めてるのは、夏喜クンと尚斗クンだ
け。
あたしは、ゴール前でチャンスでも、誰かに
パスしてしまう。
「奏歌ちゃん、決めてっ」
ゴール前で、夏喜クンにパスされて、シュー
トを打てる体勢に入る。
「奏歌ちゃんっ」
息を切らした尚斗クンにも、声をかけられ、
シュートを打つ。
―シュパッ