。*雨色恋愛【短編集】*。(完)
あたしは、素直に従う。

「碧が一番可愛いよ。特に、その瞳。まぁ、

碧の全部が可愛いんだけどね♪」

………………やめて。

あたし、言われ慣れてないから…

照れる。

「顔、真っ赤♪」

「翔のバカ!!」

………ヒットしました。

翔の頭に。

「…ってぇ!!」

「………ふっ…はははははは!!」

「え~っと…怜さん?」

今、大爆笑したのは、怜さん。

…なんで、笑った?

「…ぶっ、もう無理~!!はははははっ」

次に笑ったのは、優さん。

「なんで笑うんですか!?」

「だってさ…ぶっ…」

また笑い出した。

「ねぇ、碧?」

「…なに」

「笑われてるの、俺らじゃない?」

「………まじ!?」

「なんでだと思う~?」

「知らない!!でも、翔のせいだから!!」

「あはははっ、なにが悪いってわけじゃない

んだよ!!けど、なぁ、優っ」

「お前ら、1年可愛いっつーかさ、初々しい

っつーかさぁ。喧嘩強いのに、みんな見た目

が可愛いっ」

また笑い出した、優さん。

「やめてくださいよっ」

あたし、可愛いって思われたくて、ここに来

たわけじゃない!!

「……碧」

「ん?あっ、龍さん」

「……来い」

< 258 / 307 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop