シンデレラルーム 702号室
“なんだ?コイツ”って感じの顔をしてた有坂くんの手を握って、強引に居酒屋から引っ張りだしたあたし。
もうみんな酔っ払ってたし、綾乃と栗山くんはイイ雰囲気だったし
あたし達が二人抜けたって問題ない状況だったから。
「なぁ…アンタ何考えてんの?」
「どうやったら有坂くんをモノに出来るか考えてんの!」
「…なんだそりゃ…」
ずんずん夜の街を突き進んでいくあたし。
有坂くんはとっても迷惑そうにため息をつきながらも、特に抵抗するでもなく連れられてきていた。
そして、あたしはこのラブホのたまたま空いていた一室に思い切って入り、最初の状況になったというワケ。