HERETICAL KIDS
「そういや、リュート…何でこないなとこにおるんや?」
「(色んな意味で気付くの遅いって…)転入してきたからに決まってるだろ
じゃなきゃ、学校にいねぇーよ」
「あはは、それもそーやねぇ~
いや、学校におるんは知ってたけど、まさか同じクラスになるとは思わんかったわ~」
「…横に空いてる席があったのに?」
「…ん?あぁ、さっき気が付いた」

ニッコリ笑って答える少年に、リュートはただ呆れるしかなかった
どうやら、かなりのマイペースのようだ

「あ、さっきから気になってたんだけど…何でこの学校は制服がねぇんだ?」

リュートは以前の任務で、学校には制服がある…ということを知っていた
なので、てっきり制服を着ることになると思っていたのだが
この学校にはリュートが言うように制服が無かった
なので、皆は当然私服だった
リュートとしては動きやすくて有りがたいが、学校=制服の方程式が出来上がっているので、無いと言うのはとても気になっていた

「え、そんなん俺が知るわけあらへんやろ~…学校の制度やもん」
「…なるほど、確かに…」

言われてみれば、確かにそうだ
生徒に聞いても分かるはずもない
それは、教師をやっているコースケに聞いたとしても同じ…
リュートは、この学校は制服が無い変わった学校…ということで納得した
< 47 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop