小学生と暴走族【夜桜】



もしかして……



「藍と……蒼?」



私が話しかけると二人はすぐこっちを向いた



「青……か」



「っよ、青。 ここで会うのは初めてだな」



蒼はすごいおとなしいめがねをかけている大人の人だった



藍はいかにも不良って感じで、雰囲気がどこか圭一に似ていた



「そ、そうだ! 鈴は! どうなったの!?」



そういうと、藍と蒼は黙った



「どうなったの?」



「……まだわかんねえんだよ。 俺も敵倒した後、すぐここに戻ってきたし」



そんな……



「じ、じゃぁ、私が出て確かめてこないといけないじゃん」



「それは無理だ」



「なんで!?」



ここで、蒼が口を開いた






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