大江戸妖怪物語

「お主ら」

源一さんの後ろから聞こえた声は・・・。

「これを持っていくがよい」

美藤さんだった。

「これは一体・・・?」

「地図じゃ。大まかだが、簡単な位置関係は記載されている。これをもっていくがよかろう」

地図を渡すと美藤さんは自分の家へと戻って行った。

「うわあ、ありがたいな!じゃあ、行こうか・・・雪華。あぁ、ちょっとドキドキする」

「ふん、小心者めが。お前に言われなくても一人で行くわ」

雪華は僕を置いて山に入って行った。

「ま、待って!待ってってば、雪華ぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

僕は慌てて雪華の後ろを追いかけたのであった。



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