大江戸妖怪物語
翌朝・・・・
神門「・・・うわ、もうこんな時間!!戻らないと・・・」
僕がふと時間を確認すると、すでに朝を迎えていた。慌てて身なりを整え自分の部屋へとダッシュする。そうそう、この鏡さえあれば、あっという間に月桂樹へ〜!!
僕は鏡に止まることなく突っ込んだ。その瞬間、顔面を阻害する何かがあった。
僕は鏡を顔面に思い切り叩きつけ、その反動のまま美しい綺麗な弧をえがいて真後ろへと吹っ飛んだ。
神門「.......ッォ〝」
本当に痛い時、声が出ないということを身を思って知る。.....って!?
神門「なんで!?なんで月桂樹に行けないんだ!?」
僕は鏡を確認する。やはりそれは至って何の変哲もない、ごく普通の鏡だった。
神門「うっそだろ・・・まさか!!」
僕が恐れているまさか。
神門(結界がここにも・・・張られた!?)
とにかく、急いで月桂樹に戻ろう。鏡が使えない以上、ダッシュで行くしかない。
僕は屋根へ飛び上がり、屋根から屋根へと人外の能力であろうこの俊足で月桂樹を目指した。