俺はホモじゃねぇ

「キモい事言わないでください。」



何だよ、俺の匂いって。
そう思ってクンクンと服の匂いを嗅いだ。

柔軟剤の匂いか??



チャラ先輩
「お、いい感じじゃんこの部屋!!」



勝手に入って来たよこの人。
つうか、何しに来た?!



チャラ先輩
「モッちゃん、オレとあそぼー!!」



嫌だよ変態!!
テンちゃん先輩はどうした!!

あの人いないと暴走するんだから!!



大杉
「塩浜先輩、飯島先輩はいないんですか?!」



キョロキョロをドアから顔を出して見ている。

その間、俺はチャラ先輩に首をホールドされ…プロレスが始まるのかと息が苦しくなった。



チビ
「は…塩浜先輩!!モッちゃんが死んじゃう!!」



そう言ってチャラ先輩の腕を引っ張って俺を助けようと…非力。
ビクともしてねぇし!!


苦しいのに笑が出た。



チャラ先輩
「なぁにモッちゃん。笑ってる余裕があんの?!」


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