俺はホモじゃねぇ
「それがイヤなら他の奴誘えば?」


風間
「モッちゃん以外に誰を誘うんだよ!!」



ユッキーでも!!

そう言ってやりたいが、ユッキーはまだ薄皮一枚分の友情が残っている。

ユッキーを落とし入れるような発言は避けたいが、やっぱりこの状況はすっごい不利だ!!


そんな時…


俺の体がふんわりと浮いた。



「え?!」



フクちゃん先輩の脇に抱えられ、VIP席へと運ばれた。



こたちゃん
「…おろしてあげてください!」



そう必死な訴えにやっと降ろされたのは、風間の相方の席。

俺が拒否ってた意味がない!!


そして…
この後、フクちゃん先輩が俺に言った一言で不可解なこたちゃんの態度の理由が分かった。



フクちゃん先輩
「安心したよ。モッちゃんは風間君か。…てっきり小太郎狙いかと思った。」


そして…



フクちゃん先輩
「挨拶と一言二言暗いは話してもイイよ?」



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