愛してる?...たぶん。
「ねぇ、センセ」



「スイマセン。今日はもう…」



「あー!また元に戻ってるしっ!っとに、…あぁー!もうっ!ちょっと待ってて!」



「へ?」



逃げ出そうとする僕を制止し、突然バスルームを飛び出していった彼女。



なにをそんなに必死になっているのか分からないが、ドアの開閉音から察するに、下…店に用があるのだろう。



僕は彼女の出て行った方を見つめながら、このまま勝手に帰ってしまおうか。いや、それは彼女に悪い気がするし…。ってか、神谷、一緒だったんだっけ。まっ、神谷だし……いっか。なんて思っていた。



「ただいま」



「おかえ……あっ、」



でも5分後。満面の笑みを浮かべながら帰ってきた彼女の持つソレと彼女を交互に見た僕は、やっぱり勝手に帰ればよかったかも…と少しだけ後悔した。

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