Tolie.




「 明日、風呂入ろ? 」




“傷が痛むかもしれないけどこのままは嫌だろ?”




一輝はあのことを
知っているのか、
拭き終わった体に
布団をかけるとき
不意に、悲しそうに
表情を曇らせた。




すぐにぱっと笑顔に
なって私の頭を撫でて
そのままゆっくり頬へ
おりてきて、




「 逃がしたい 」




絞り出すような
一言に驚いていたら
額にキスを落とされた。





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