Tolie.
「 美優ちゃん 」
「 ・・・はい? 」
朝から色気を放つ優斗さんが
私を見下ろしながら口元を
緩める表情が更に色気づいていて
どうしようもなく視線を泳がせた。
「 俺、男だからね 」
「 え? 」
「 男だからね? 」
「 ・・・・はい 」
いろんな意味で、顔が見れない。
優斗さんの手が私の後頭部から
離されて、その隙にバッと
起き上がってベッドから降りた。
「 優斗さん 」
「 ん? 」