大人的恋愛事情
買い物から戻ると、熱のある男はグッスリ眠っていて、起すのもどうかと思うのでシャワーをしてテレビを見ながら、ソファで寝かけていると圭が起きてきた。
「寝てたな……」
「熱は?」
「さあ……」
そう言いながら私の隣に座ってくる。
まだ辛いのかソファの背凭れに頭を乗せ、手足を投げ出す。
「測ってみて」
私がそう言っても、テレビに視線を向けたまま無視するので、体温計を取り投げ出される手に渡す。
渡されても握ろうとしない圭に、少し苛立ちながらも、熱があるのかどうなのか気になる私は仕方なく、圭の服を捲り体温計を挟む。