大人的恋愛事情
「俺も行くわ」
「どうして?」
「スープ的なものが欲しい」
まあ、確かにチャーハンだけってのもちょっと味気ない。
手早く出来あがったものを皿に移す圭を見ながら、一年前に時間が遡っている気がしてまた溜息が出た。
スウェットの上にミリタリーコートを着る圭と、部屋を出てコンビニに向かう。
道路を挟んだ向かい側のコンビニ。
妙に明るい店内でカゴに飲み物を入れていると、圭がスープと下着を入れてくる。
「なに?」
「着替えてねえんだよ、気持ち悪りぃだろ。鍵がねえから家から出られなかったからな」
軽く言って私の持っていたカゴを取り上げ、それをレジへと持って行く。