大人的恋愛事情
 
「どうしてもだ」



少し強く言われて、まあそんなに言うならと単純に思える私は頷いた。



「じゃあそうする」



素直に応じたのがよかったのか、それとも耳元で囁いたことがよかったのか、藤井祥悟が反応したのがわかり唇を放し顔を見ると、そこにはやっぱり熱いのか冷たいのかよくわらない視線。



「したい?」



甘く誘うように聞くと、そんな視線を向ける男が服の中で下着に手を掛ける。



「したいのは繭だろ?」



微かに笑って言われ、確かにその通りだったりするのは、愛しい藤井祥悟だからで……。



「したい……今すぐ」



素直に呟くとさらに反応する藤井祥悟が、下着をずらして直接胸に触れた。
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