キミの隣で想うコト
-ガチャガチャ-

隼人と焼きそばを食べていると、玄関の扉が開く音がした。


「いや~遅くなりました。」

「あっおかえりー♪」


駿は急いだみたいで、結構疲れ顔だった。

「なに、おまえらだけ焼きそばかよ。」

「あっごめん。駿も食べる?」

私は自分の食べていた皿を渡そうとする。

「いや、いいよ。」

「えっいいの?」

「うん。杏奈が全部食べな。」

「う~ん…わかった。」


焼きそばを食べ終えるのはあっという間だった。
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