夫婦ごっこ
次の日の朝 ゴミステーション掃除当番の私が
早めにネットを出して用意をしてると

社宅の奥さまたちが数人話をしながら
出て来た。


「おはようございます。」少し深呼吸して声をかけた。

「あらおはようございます。」

恒くんの上司の奥さま連中


「大浦さんもご主人大変でしょう?」

「え?」

「あまりお仕事の話とかされないんでしょう?」
もう一人の奥さまが言った。

「はい。全然…。忙しいとかしか…。」
私は なんて話を合わせるべきか考える。

「なんかほら…前さんが…問題起こしたらしいから。
それで大浦さん上司だから大変らしいわよ。」

「問題ですか?」

恒くんは仕事の話を何もしないから
でもこの間は 前さんともめていたっけ。

「前さんも綺麗な奥さまがいるのに…
ほんと男ってどうしようもないわね。」

気の毒そうに言うから思わず

「どうしたんですか?」と聞いた。


奥さまたちは 

「あら・・・聞きたい?」

そんな感じで私にいろいろ教えてくれた。

千鶴さんが悩んでる原因がそこにあった。
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