夫婦ごっこ
次の日はまだムカムカしてて…胃薬をのみ続けてる。
下はまだ症状が出ない。

「大丈夫か?」

恒くんが心配そうに薬をのんでる私を見た。

「うん。」

「病院行くか?」

「大丈夫よ。」

困ったのは食事の用意もできないことだった。
今日は土曜日で恒くんが休みだった。

「今日は俺が作るかな。
紅波はミミさんのお粥でいいか?」

「うん お腹すいてるのに……。
でも痩せれそうだからよかった~~。」

「俺は紅波は柔らかそうなのがいい。
抱き心地がいいし…癒される。」

一瞬お互いに動きが止まった。


恒くんは真っ赤になって

「あ~~なんか俺いけないこと言っちゃって…?」

「イヤイヤ…ちょっと恥ずかしい。」

多分二人一緒にあの夜のこと
思いだしたんだ。

恒くんは私を抱きしめながら
「気持ちいい~~。」と連呼していた。

じゃれてるうちにその気になって……


私も頬が熱くなるのがわかった。

「恒くん…うち…寝る……。」

「ああ そうした方がいい。
お粥できたら呼ぶから。」

二人で一気に カチンコチンになった。
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