キミ色季節。【完】
「はぁー疲れたーっ」
「あ、男子たちお疲れー!」
外に準備に行っていた
男子たちがぞろぞろと
戻ってきた。
「おおーっ!みんな可愛いじゃん!」
「でしょーっ!?」
「お前以外な」
「あっひっどぉーい!」
なんて、みんなが
わいわいしてる後ろで
あたしは拓海を探した。
絶対馬鹿にされるから
見られたくないけど…
…あ、いた。
友達とちょうど
教室に入ってきて―――…
「っ!」
拓海が顔を上げた瞬間
目が合った。
う、わ。
すぐに視線をそらしたけど
え?
こっちに来る?!