キミ色季節。【完】
「…あたしは…」
最低なことしてるから、
だめだよ…
付き合えない。
―ガタンガタンッ
「…あ、電車」
言うタイミング逃した…
電車の中で言うのは…
誰が聞いてるか
わかんないし
座らずに入り口あたりで
2人とも立っていた。
「「…」」
どっ、どうしよう!
何か言うべき?
てか、今言っていいの?
「…あの、」
―ドクンッ
拓海の目があたしへと向けられる。
「あたし、麗さんを…」
そんな、まっすぐな目で
汚ないあたしを見ないで。
「あたしは…」