【完】キミがいた夏〜Four years later〜




美鈴の言葉を遮るように、携帯電話が着信を告げる



見るとやっぱり都さんからだった



相変わらずの渋滞のお陰で私は電話に出ることができた



「もしもし都さん!?」


「あ、綾香ちゃん!?今大丈夫だった!?」




都さんの声がいつに無く殺気だっているように聞こえた



嫌な予感がする…



まさか…



渚が敗退したとか…





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