【完】キミがいた夏〜Four years later〜




そして都さんは美鈴の前に何かを差し出す



その掌に乗っていたのは小さな鈴



「あのこお守りだって言ってこれサーフボードの端に付けてた」



鈴は…美鈴の象徴



「それを付けたサーフボードがね、渚の体をきっちり乗せてたの
高波にさらわれたのによ?」



美鈴の瞳から涙が溢れた




「奇跡だと思わない?」






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