【完】キミがいた夏〜Four years later〜

side 渚


**side 渚**




橘先輩


橘先輩


橘先輩




美鈴の呼ぶ声が遠くで聞こえる



その声はいつも酷く悲しくて、俺は耳を塞ぎたくなるんだ



橘先輩



何回目かのその声で俺は微睡みから浮上していく



ああ…



なんだか気持ちいいけれど起きなければ





「君!気がついたのか!?」




美鈴じゃなくて
何か変なオッサンの顔が見える




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