美加、時空を越えて
このパーティはアメリカとの親善パーティーだった。
日本とアメリカの会社が1つの子会社を作り中国に工場を建てた。
日本の物づくりの技術は、ここ20年から30年ほどで大きな進歩を遂げる。
石油にとって代わり 電気、火力、太陽光、電波、バイオ、ガスなどが今後のエネルギー源となる。
中国は最大の市場となり ほとんどの物が中国で生産される。
来場者「もう車も人が動かすのではなく自動で動かせる事は技術的に可能だだ。
だけど、もし事故が起こった時、誰が責任を取る?
メーカーか?
部品会社か?
それとも車に乗っている人か?
事故が起こったときは車に乗っていた人が責任を取るって念書でも入れるのか?
この問題が解決しない事には、大量生産なんてできないさ」
技術が進歩しても人の心が進歩していない。
誰かの責任なんて言って、誰も責任を取りたがらないから……。
人はいつまでたっても殺し合いをするし、争いはなくならない。
自分の人生でさえ他人の責任にする……。
そんな事を考えていると 光と瞳が会場に着いたらしい。
人々が戸口の方を見てざわついている。
美加「瞳さん、いつ見ても綺麗ね」
守「美加さんの方が綺麗だよ」

守が思わず言った言葉に美加は、頬を赤く染めた。





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