美加、時空を越えて
守の上司が守と美加の所へ来る。
「ちょっと前田君、向こうの人たちとも顔合わせをしておきたいんだが、いいかな」
守が 上司と共に違うテーブルに行き、握手を交わしている。
美加が1人でいると、守と同年代の男性が、美加のいるテーブルにやって来る。
「1人?守の彼女だよね?」
その男性は、美加を上から下まで嘗め回すような目で見る。
「そうですけど。何か?」
「あっちで、君の噂で持ちきりなんだ。
『これだけ女の子が沢山いても君ほど可愛い子はいない』ってね。
なあ、今度俺とデートしないか?
守の奴は、仕事人間だから、君も時間をもてあましている時もあるだろう?」
「お連れの女性はどうするんですか?」
「彼女とはもう潮時かな。
僕の好みは君だね」
美加(この人、嫌い。
顔に水でも掛けてやろうかしら)
美加「ちょっと、失礼します」
美加は、さりげなく、少し離れたテーブルに行く。
上質のスーツを着た男性が、そのテーブルにいた。
「やあ、島君だったかな?
前田君のフィアンセの……」
前に守から紹介された事がある、会社の専務だった。
美加「前にお会いしていますね。
島です。東とは、お付き合いしています」
専務「彼は優秀だよ。
よく勉強しているし、向上心もあるしね。
僕としては、彼をかっている。
結婚したら、彼を支えてやってくれ。
家庭での心配事は、仕事に差し支える事になる時もあるからね」
美加「分かりました」
美加(私は、守を支えるどころか死に追いやってしまうのだわ)
「ちょっと前田君、向こうの人たちとも顔合わせをしておきたいんだが、いいかな」
守が 上司と共に違うテーブルに行き、握手を交わしている。
美加が1人でいると、守と同年代の男性が、美加のいるテーブルにやって来る。
「1人?守の彼女だよね?」
その男性は、美加を上から下まで嘗め回すような目で見る。
「そうですけど。何か?」
「あっちで、君の噂で持ちきりなんだ。
『これだけ女の子が沢山いても君ほど可愛い子はいない』ってね。
なあ、今度俺とデートしないか?
守の奴は、仕事人間だから、君も時間をもてあましている時もあるだろう?」
「お連れの女性はどうするんですか?」
「彼女とはもう潮時かな。
僕の好みは君だね」
美加(この人、嫌い。
顔に水でも掛けてやろうかしら)
美加「ちょっと、失礼します」
美加は、さりげなく、少し離れたテーブルに行く。
上質のスーツを着た男性が、そのテーブルにいた。
「やあ、島君だったかな?
前田君のフィアンセの……」
前に守から紹介された事がある、会社の専務だった。
美加「前にお会いしていますね。
島です。東とは、お付き合いしています」
専務「彼は優秀だよ。
よく勉強しているし、向上心もあるしね。
僕としては、彼をかっている。
結婚したら、彼を支えてやってくれ。
家庭での心配事は、仕事に差し支える事になる時もあるからね」
美加「分かりました」
美加(私は、守を支えるどころか死に追いやってしまうのだわ)