美加、時空を越えて
すると手がなかった。

ぞっとした。

足を見た。

足もなかった。

心臓が脈を打っている。
自分に落ち着くよう言い聞かせると首を回した。

何故か……。一回転した……。

さらに胸の鼓動が大きくなった。

薄気味悪さにたじろぎながら、深呼吸をした。
落ち着いてきた。

手が見えてきた。
しばらくすると。足も見えてきた。

手で身体のあちらこちらを触ってみた。

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