美加、時空を越えて
光「なあ、瞳、彼氏の隆君だっけ。どうしてる?」

瞳「元気よ。相変わらず私たちって仲いいの。
昔の私と光も仲良かったでしょ」

口調がくだけたものになっていく。

光「今度、隆君も入れてピクニックなんかどうだ?
久しぶりに瞳のうまいサンドイッチが食べたいな」

瞳「隆も、あれはお気に入りなのよね。
私達の子供のラムも行きたがると思うわ。

隆の前の奥さんって知ってる?
私、彼女とすごく気が合うの。
ダイビングに2人とも夢中だしね。
彼女も連れて行きたいけどいい?」

光「大勢でいった方が楽しいからな。
この件が落ちついたら行くか、美加が行きたいって言えば、一緒に連れて行けばいいしな」

瞳「楽しみだわ」

一晩中、美加の身体を暖かくさすりながら、2人の会話はつきなかった。
2700年の世界では、恋愛は何歳になっても自由だ。
独占欲をあまり感じなくなった彼らは、その時点で結婚はしても、お互いに別の人を愛するようになったら、了解を得た上で同居生活を止める。
以前に愛していた人は、大事な友人となる。

子供達は、私の子供ではなく、皆の子供だから、2人だけでは育てない。
経験があり、愛情深い大人が育てる。
子供達が生みの親に会うのは自由だし、親も子供達には逢いたいときに逢うことが出来た。


朝になった。

美加が起き上がった。

美加「なんだか身体が軽い。
どこも痛くないし、頭がすっきりしているわ。
ありがとう2人とも。
私の看病をしてくれたのね。
たぶん休まずに」
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