不思議な神様達&新選組
「ごめん…聞いて…。」

「いや!!!ここから出してよ!」

真梨は力いっぱいに攻撃をした。いつもなら簡単に壊れる筈の結界がこんな時に限って壊れない。

「なんで!?なんで壊れないのよ!」

「お願い…聞いて。時間がないんだ。」

真梨はペタンと地面に座り込みただただ優を見つめながら涙を流した。

「僕は此処に来て良かった。真梨にも出会えて良かった。新撰組の皆に出会えて良かった。皆に感謝してる。でももうお別れなんだ。」

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