ラブリー生活

 朝、私たちはいつもより早く起こされた。
今日から学校は夏休み。
「今日ね、大勢のお客さんが来るの。午後から来るから2人には午前中掃除、午後から接客に入ってもらうから」
「はい」

 私たちは着物に着替えてホテルの掃除に励む。
「杏、えらくない?」
「大丈夫。彰人いつもこんな仕事だったの?」
「そうだよ」

「彰人、藤井さんお昼ご飯食べてきて」
「はい」

 私たちは、部屋に戻ってご飯を食べている。
「杏、誰やと思う?大勢のお客さん」
「誰やろね?私も気になる」
 コンコン。
「はい」
「彰人、藤井さんこの着物に着替えて」
「はい」
「じゃあ着替えたらロビーに来てね」
私たちはご飯を食べて着替える。
「杏、ネックレスとピアスは?」
「したよ」
グルの全員でお揃いのネックレスとピアスをしている。
「行くか」
「うん」

 私たちはロビーに向かった。
「彰人は接客は?」
「教えられてたから」
「すごいね」
ロビーに着いた。
「彰人、藤井さんあなた達に係ってるのだからね。頼むよ」
「はい」
「父さん、どちら様なのですか?」
「もうすぐいらっしゃいます」
「はい」
「(杏、大丈夫?)」
「(うん。彰人凄いね。言葉遣い)」
「(当たり前だから)」
小さい声で話す。
大きなバスが来た。私と彰人は一番前。一番目立つ。
『いらっしゃいませ。』
「お待ちしておりました。片田様でいらっしゃいますね」
「はい」
私と彰人はビックリした。
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