家族の時間
麻子に和宏達の秘密を健太が話した。
「そうなの…。」
麻子が健太の言葉にその言葉しか出なかった。
「麻子さん、私は和宏君達にもう秘密を打ち明けてほしいんだ。」
「健太さん、あかりは大丈夫かしら?」
麻子はあかりの事を心配した。
健太は麻子の手を握った。
「麻子さん、大丈夫だよ。僕達の子供だから…。」
麻子は健太の言葉に頷いた。
「麻子さん、あかりの幸せを祈ろ。」
「そうね、幸せを祈りましょう。」
麻子はあかりの幸せを願った。
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