あくまで天使です。


「いってて~!なにすんだよナギサのアホ!」


「なにすんだじゃないわよこのアホアホアホ!」


頭と尻をさするべリアルを頭越しに怒鳴りつける。


上からおまけで降ってきた軽い双眼鏡を拾い、彼に突きつけ更に追及。


「何なのよこの万端の準備は!学校はくんなつっただろーが!」


ただでさえあんたは目立つのに!憤りのせいで、いらぬことまで口に出してしまった。


それにツッコむことなく、べリアルは空っぽの頭をなでながらゆっくり立ち上がる。


< 239 / 625 >

この作品をシェア

pagetop