あくまで天使です。


「私は私のペースでいきたいの!分かったら邪魔しないでよ!?」


「お前のペースじゃ卒業までに絶対終わらねえから、俺が手伝ってやってるんだろうが!」


べリアルは、双眼鏡を持つ指を真っ白にする。


「とにかく!お願いだから学校にまではついてこないでよ!目立っちゃう………」


本気で悲しそうにすると、べリアルは息を詰まらせた。


「んなこといわれてもよ………」


ほれっ。彼の細長い指が校舎を指した。


< 241 / 625 >

この作品をシェア

pagetop